2012年1月23日月曜日

ゴヤ展


先日ゴヤ展に行ってきました。

チケットやポスターに使われたこの「着衣のマハ」、ででーんとありました!
「マハ」とは、スペイン語で「小粋な女」を意味し、下町でおしゃれをする若い女性たちのことをこう呼んだそうです。
確かにしゃれた服着てます。

ゴヤは宮廷画家だったらしく大きな油絵の多くは立派な服を着た人が描かれていましたが、版画はゴヤ本人の戦争から生まれる暴力や悲惨な光景、腹立たしく思う人々への怒りを表現した作品が多かったです。

絵画もジュエリーも何でもそうですが、その作品に含まれた時代背景を知ることはとても興味深いです。
ジュエリーはその点分かりづらいですが、
開国や世界恐慌、戦争、万博、風俗の変化などの中、あらゆる技法とデザインが生まれ今に至るわけです。
用途も様々、自分のためや贈り物というのは今ではよくあることですが、昔は、国同士の贈り物や自分の権力を表すためだったり、宗教的なもの、大切な人の形見をしまっておくジュエリーなどいろいろあります。
ここでは書ききれないのでそれはまた追々書いていきたいと思いますが、
歴史とアンティークジュエリーってとっても魅力的な組み合わせなんです!

そして私もストーリーのあるジュエリーを作っていきたいと思います。




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